ドキドキプリキュアを批判してみる

僕はドキプリには多少の怒りを感じているので、つらつらと。


1.敵(自己中)がひどい
公園でラジカセ使って踊ってる人って悪者なんですかね?自分より売れるアイドルを見て悔しいって思う売れないアイドルって悪者なんですかね?

いやこれがね、ビビパンくらいのノリのアニメだったらいいんですけど、一応ちびっ子向けアニメなんですよ。はっきり言って、感受性が高くて情報に対する抵抗力の低い子供に見せるものじゃないですドキプリは。大人の屈折した偏狭な価値観を子供に植え付けているようなものです。

特にいじめとかっていうのは、ドキプリでやられているような非寛容な正義から生まれてくるものだと思うんです。


32人のプリキュアはいじめにどう立ち向かうのか「映画プリキュアASNS2」 梅澤淳稔Pに聞く1
http://www.excite.co.jp/News/reviewmov/20130315/E1363286951371.html

この記事で梅澤Pの言ってるやっちゃ駄目な部分が全部出ちゃってるのがドキプリという印象です。ちょっと軽率なんじゃないでしょうか。



2.プロットがひどい
最近テレ玉でやってるハートキャッチはとても面白いのですよね。

ハートキャッチでは、クラスメートとか近所の人とか、外部の人達のそれぞれのドラマにプリキュアが干渉していくっていう物語の構成になっていて、まぁこれはヒーローものの基本ですよね。その辺りをちゃんと抑えながらキャラクターとか変身シーンとかはちゃんとかわいくて、とても良くできているなという印象です。


対してドキプリは今のところプリキュアとその関係者だけの閉じたお話で、部外者はみんな背景、敵キャラさえもなんかラストに唐突に登場するっていう、最近よくある部室アニメみたいなノリを感じます。

仲間内だけでワイワイ楽しんで、それを邪魔する自己中野郎は粛々と粉砕していくっていう、けっこうすごいお話を繰り広げてますよね。


まぁそれはちょっと悪く見過ぎというか、最終回まで見ればちゃんとまともなメッセージ性があるのかもしれないです。


でもですねー、公園で大声で歌い始める正義のプリキュア(身内)と、仮眠してたのにその歌で起こされてイラッとする悪の一般人(部外者)って、この構図はちょっとひどすぎるんじゃないですかね・・・。特に子供に見せるという点で。





と、そんな感じです。

とりあえず一度吐き出したので、今週からまた平常心でドキプリを見ようと思います。。。

寿美菜子さん好きなので、ドキプリには上手くいってほしいです。